Nadegata Instant Party

当日9/23 その2

いよいよ本番。
第一部、プレトーク。
正直なところ僕(中崎)はセリフすらまだ憶えきれてないまま、
やや頭真っ白の状態でトークの席についてしまったのですが、
モデレーターとして参加してくれた明貫さんの素敵な進行のもと、
気付けば今回のプロジェクトで、このプレトークで、
観客として足を運んでくださった方々に事前に伝えたかったことが
しっかりと盛り込まれたトークになっていたように思います。
明貫さん、ありがとうございます。
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体育館後方から登場の池村先生の挨拶をきっかけに全員であかね音頭。
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「あかさかうみのなか」開演です。
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あかさかうみのなか、公演として大成功だったように思います。
そうなったのもたくさんの奇跡の連続だったと思います。
きっと関わった人達の誰が欠けても違う何かになっていたと思います。
関わってくれたすべての人に深く感謝します。

そして、
公演の成功と、このプロジェクト自体の成功/失敗というのは少し違うところにあると考えています。なので今のところ正直にいうとまだこのプロジェクトが何だったかのか掴みきれてないです。とてもしんどくて、とても幸せな時間だったのはほんとのところで、でも、いやあ楽しかったね〜、またやりたいね〜、もうやりたくないね〜、とか、簡単に終わった何かとして結論づけてしまうのはちょっと違うと思っていて、のんびりと話しつつ、考えつつ、このプロジェクトについて見つめていきたいと思います。そういう意味で僕の中でまだこの作品は制作中の感覚で、ここで出会った人達が僕らの知らないところで関係ができて継続していったりもきっとして、誰かが指摘してたように、この日はプロジェクトの終わりというより始まりに近いね、といった言葉が妙にしっくりきたりします。

コンセプトとかねらいとかとは少し違ったところで、最後に布団の山の端の方から座布団が一つ飛んできて、そしたらバーっとたくさんの座布団が舞った瞬間、鳥肌がたったし、ブレーカーが落ちてドラムの音だけを頼りに踊り続けた舞台上やフロアにいたダンサーの心意気にほんとに感動したし、再び音楽が鳴って踊り出して、客席にいたはずの人達がとてもいい顔をして踊りに加わってるのを見てとても幸せな気持ちになったりした。そんでその短い時間の中に、ブレーカーを上げに走って捻挫した小滝さんがいたり、ブレーカーが再び落ちないように手で押さえてたけどやっぱり落ちちゃった原くんがいたり、アドリブでドラムを叩き続けた菊池くんがいたり、プロジェクターのスイッチ入れたのに出演者の名前が映ってないのに気付いてない僕がいたり、なんとかしようとどさくさにまぎれて舞台上でリモコン操作するけどどうにもならなかったタクロウくんがいたり、それを映すためだけにずっとオペ室にハチマキしめて待機してたジャタニがいたり、映らない青い画面をみて泣いてたらしい智子がいたり、そんな様子を上から見ながら笑っていた山城がいたり、前日からいるのに舞台裏に入ってほとんどそんな舞台の様子が見えなかったカルマがいたり、パッと思いつくだけだけど、きっと僕らの見えてないところでも、関わった人達分のいろんなドラマがあったのだろうなと想像する。きっとそれは特別なことではなく日常の中でもたまにある出来事だったりもするだろうけど、ここにいたことで日常の瞬間がちょっとだけ特別に目に映るようになったりしたら素敵だなと思ったりします。
長文なあげくによく分かんなくなっちゃいましたね。
本当にみなさん、ありがとうございます。

ガフッ!

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nakazaki
by n-i-p | 2008-09-30 17:56 | 赤坂アートフラワー08